挽きたてコーヒーを自宅で手軽に楽しみたい方へ
カフェで飲む一杯は、どうしてあんなに香りがよく感じられるのでしょう。理由のひとつは、注文を受けてから豆を挽き、その場で淹れていることにあります。コーヒー豆は挽いた瞬間から香りが少しずつ逃げていくため、「挽きたて」で淹れられるかどうかで、カップから立ちのぼる香りの印象は大きく変わります。
とはいえ、毎日の暮らしの中でカフェと同じ手順をくり返すのは、なかなか大変ですよね。朝はとにかく時間がないし、夜は片付けまで考えると気が重くなる。そんな理由で、気づけばインスタントやドリップバッグに落ち着いている方も多いのではないでしょうか。
「手間」と「豆選び」がおうちコーヒーの壁になりやすい
自宅で豆から淹れようとすると、思っている以上に工程があります。豆を計量して、ミルで挽いて、お湯を沸かして、粉を蒸らしながら少しずつ注ぐ。飲み終わったあとは、ミルにこびりついた粉やドリッパーの片付けも待っています。ひとつひとつは難しくなくても、「毎日続ける」となると手間がネックになりやすいのが正直なところです。
もうひとつの壁が、豆選びです。コーヒー豆は産地や焙煎度合い、精製方法によって味わいがまったく違います。酸味が華やかなもの、苦味とコクがしっかりしたもの、チョコレートのような甘い香りを感じるもの。選択肢が多いぶん、お店で袋を手に取っても「これが自分の好みに合うのかな?」と迷ってしまいがちです。
しかも、豆は一度買うとある程度の量を飲み切る必要があります。好みに合わなかったときのことを考えると、いろいろな銘柄を気軽に試すのは少しハードルが高いもの。結果として、いつも同じ豆ばかり選んでしまう…という声もよく聞かれます。
「それなら全自動のコーヒーメーカーを買えばいいのでは?」と考える方もいるはずです。ただ、ミル付きの全自動タイプは手頃な機種でも2万円前後の価格帯が中心。たとえばパナソニックの全自動コーヒーメーカー「NC-A58」は、公式通販サイトの参考価格が19,800円(税込)です。本当に毎日使うかわからないうちに、この金額をポンと出すのは迷いますよね。
まとめると、おうちコーヒーを楽しみたい方の前には、こんな悩みが立ちはだかりやすいんです。
- 豆を挽いて淹れて片付けて…という毎日の手間が負担になる
- 種類が多すぎて、自分好みの豆を見つけにくい
- 全自動コーヒーメーカーは気になるけれど、いきなり購入するのは不安
こうした悩みをまとめて解決する選択肢として注目されているのが、パナソニックが公式に運営する家電と食材のサブスクサービス「foodable(フーダブル)」の「コーヒーメーカーとコーヒー豆コース」です。全自動コーヒーメーカー「NC-A58」が新品で届き、さらに焙煎店がセレクトしたコーヒー豆も定期的に届く仕組みになっています。
この記事でわかること
この記事では、foodableの「コーヒーメーカーとコーヒー豆コース」について、公式情報をもとにくわしく解説していきます。サービスの良いところだけでなく、契約前に知っておきたい費用や注意点もあわせてお伝えするので、申し込むかどうかの判断材料にしてみてくださいね。
- foodable「コーヒーメーカーとコーヒー豆コース」の料金・お届け内容・最低利用期間
- 届くコーヒーメーカー「NC-A58」の機能と特徴(全自動の仕組み、6通りの味、サイズなど)
- 隔月で届くコーヒー豆のラインナップと焙煎店の特徴
- 本体を購入した場合とサブスクを利用した場合の費用の目安
- 中途解約・買取・継続割引・故障時のサポートなど、契約前に確認したいポイント
「挽きたてのコーヒーを、もっと気軽に毎日の習慣にしたい」。そんな方にとって、このコースが合うのかどうか。ひとつずつ一緒に見ていきましょう。
foodable「コーヒーメーカーとコーヒー豆コース」とは?サービスの基本
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「コーヒーメーカーのサブスク」と聞くと、レンタル家電のようなものを想像する方が多いかもしれません。foodableのコーヒーコースは、それとは少し違います。家電と、その家電で楽しむ食材をセットで届けるサービスなんです。ここでは、foodableというサービスの全体像と、コーヒーコースの料金や中身を整理していきますね。
パナソニックの家電×食材サブスク「foodable(フーダブル)」の仕組み
foodable(フーダブル)は、パナソニックが公式に運営している「家電と食材のサブスクサービス」です。人気のパナソニック製キッチン家電と、プロが選んだこだわり食材を組み合わせて、毎月定額で利用できるのが特徴です。
家電だけが届くのではなく、その家電の機能を活かせる食材が一緒に届くのがポイント。たとえば炊飯器のコースなら銘柄米、ホームベーカリーのコースならパンミックス、オーブントースターのコースなら冷凍パンといった具合に、家電ごとに相性のいい食材が用意されています。久世福商店やサンクゼールの調味料、お米ソムリエが選んだ銘柄米、国産小麦100%の冷凍パンなど、ふだんのスーパーではなかなか選ばないような食材に出会えるのも魅力です。
コーヒーメーカーのコースでは、この「食材」の部分がコーヒー豆になります。全自動コーヒーメーカーで淹れる前提で、焙煎店がセレクトした豆が届く仕組みです。
foodableには、ほかにも次のようなコースがあります。
- 炊飯器ビストロと銘柄米コース
- ホームベーカリービストロとパンミックスコース
- オーブントースタービストロと冷凍パンコース
- オーブンレンジビストロBS8Dと冷凍デリコース など
家電は届けずに食材だけを定期購入できる「食材のみコース」もあり、その中には「世界のコーヒー豆コース」も用意されています。すでにコーヒーメーカーを持っている方は、こちらを検討するのもひとつの方法です。
料金・お届け内容・最低利用期間を一覧でチェック
「コーヒーメーカーとコーヒー豆コース」の基本条件は、公式ページで次のように案内されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | 1,980円(税込・送料込) |
| お届けする家電 | パナソニック 全自動コーヒーメーカー「NC-A58」(新品・2色から選択) |
| お届けする食材 | 焙煎店こだわりのコーヒー豆を隔月でお届け(毎回1〜2銘柄を選択、約1,000円相当) |
| 最低ご利用期間 | 12か月 |
| 買取 | 最低ご利用期間終了後、買取手数料5,500円(税込)で買取可能 |
見落としがちなのが、コーヒー豆は毎月ではなく「隔月」のお届けという点です。1回あたりの豆は約1,000円相当で、毎回1〜2銘柄を選べます。ただし、一部の銘柄は有料オプション扱いになるため、選ぶ豆によっては追加料金がかかることも覚えておきましょう。
また、コーヒーメーカーは中古ではなく新品で届きます。人が使ったものに抵抗がある方でも、安心して使い始められますね。カラーは2色から選べ、そのうち1色はホワイトです。もう1色の具体的な色名は、公式ページのテキストからは確認できませんでした。申し込み画面で確認してみてください。
なお、公式ページには「年末年始キャンペーン」のバナーが掲載されていますが、割引内容や期間などの詳細はテキストで確認できませんでした。キャンペーンの有無や条件は時期によって変わるため、申し込み前に公式ページで最新情報をチェックするのがおすすめです。このコースは、コンパクトベーカリーのコースとまとめて申し込める「おまとめプラン」の対象にもなっています。
申し込みから届くまでの3ステップ
申し込みの手順はシンプルで、公式では次の3ステップで案内されています。
- コースを選ぶ:キッチン家電と食材を選択します
- 申し込む:会員登録をしてから申し込みます
- 届いて体験:キッチン家電と食材が自宅に届きます
食材の選び方については、公式のよくある質問で「初月は申し込み時に選択し、2か月目以降は毎月1日に選択権が付与され、マイページから選ぶ。有効期限は付与月の26日」と説明されています。これはfoodable全体の案内なので、隔月お届けのコーヒーコースでどの月に選択権が付与されるかは、契約後にマイページで確認しておくと安心です。※この点はコースごとの詳細が確認できなかったため、一般的な案内として記載しています。
選択期限を過ぎてしまうと、好みの豆を選びそびれてしまう可能性もあります。スマホのカレンダーに「豆選びの日」として登録しておくと、うっかり忘れを防げますよ。
届くコーヒーメーカー「NC-A58」の特徴と機能
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foodableのコーヒーコースで届くのは、パナソニックの全自動コーヒーメーカー「NC-A58」です。公式通販サイトの参考価格は19,800円(税込)。ミル付きの全自動タイプとしては手に取りやすい価格帯でありながら、味の調整機能やお手入れのしやすさにもこだわったモデルです。どんなことができるのか、具体的に見ていきましょう。
豆挽き・蒸らし・抽出からミル洗浄まで全自動
NC-A58のいちばんの魅力は、なんといっても豆を入れてボタンを押すだけで、挽きたてのコーヒーができあがることです。本体の中では、次の6つの工程が自動で進んでいきます。
- 豆挽き:「挽いて落とす」タイプの縦型ミルで豆を挽く
- 沸騰循環:水を循環させながら沸騰させ、おいしさを引き出す温度に調節
- 蒸らし:少量のお湯を注いでコーヒー粉を蒸らす
- 抽出:しっかり蒸らしてからドリップ
- 保温:保温開始から30分後に温度を下げ、煮詰まりを軽減
- ミル自動洗浄:蒸らしの前にミルを自動で洗浄
ハンドドリップでいちばん技術が必要な「蒸らし」まで機械がやってくれるのは、うれしいポイントですね。そしてもうひとつ見逃せないのが、ミルの自動洗浄です。ミル付きのコーヒーメーカーは、刃のまわりに残った粉の掃除が面倒になりがち。NC-A58は使うたびにミル部分をシャワーで自動洗浄してくれるので、毎日のお手入れの負担がぐっと軽くなります。
使い方もシンプルです。バスケットにペーパーフィルターをセットして、コーヒー豆を入れ、水容器に水を入れて本体に戻すだけ。豆だけでなくコーヒー粉からもドリップできるので、いただきものの粉コーヒーがあるときも無駄になりません。粉を使う場合は、ペーパーフィルターの上に直接入れる形になります。
水容器は取り外せるタイプなので、シンクまで運んで給水できます。バスケットはスウィング式で、フィルターや豆の出し入れもしやすい作りです。
挽き分け×淹れ分けで6通りの味(デカフェ豆コース・ストロングコース)
全自動というと「味はおまかせで、好みに合わせられないのでは?」と思うかもしれません。NC-A58は、2種類のフィルターによる「挽き分け」と、リッチ・マイルド・ストロングの3コースによる「淹れ分け」を組み合わせて、6通りの味わいを選べるようになっています。
挽き分けは、ミルのメッシュフィルターを交換することで豆の挽き具合を変える仕組みです。淹れ分けは、コースに合わせて抽出の温度や時間を調整するもの。豆の種類や気分によって組み合わせを変えられるので、定期的にいろいろな豆が届くfoodableのコースとは相性がいいんです。
NC-A58で新たに加わったのが「ストロングコース」。沸騰循環によって一投目から高温で抽出し、より深い苦味とコク、キレのある味わいに仕上げます。目を覚ましたい朝や、ミルクに負けない濃さがほしいカフェオレ、氷で薄まりやすいアイスコーヒーを作るときにぴったりです。
カフェインを控えたい方にうれしいのが、「デカフェ豆コース」の搭載です。カフェインレスの豆は、ふつうに淹れると味が薄く、物足りなく感じやすいもの。このコースでは「蒸らし」と「抽出」のプログラムをデカフェ豆向けに最適化して、コクのある一杯に仕上げてくれます。夜のリラックスタイムや、カフェインの摂取量が気になる時期にも、我慢せずにコーヒーを楽しめますね。なお、デカフェ豆コースはデカフェ豆専用のコースです。
横幅15.2cmのコンパクト設計と主なスペック
全自動コーヒーメーカーは、ミルとドリップ機能を1台にまとめるぶん、どうしても大きくなりがちです。NC-A58は横幅15.2cmというスリムな設計で、キッチンカウンターのちょっとしたすき間にも置きやすいサイズ感。出しっぱなしにしておけるので、「使うたびに棚から出すのが面倒で使わなくなる」という事態も防ぎやすくなります。
主なスペックは次のとおりです。
| 項目 | NC-A58の仕様 |
|---|---|
| 寸法(幅×奥行×高さ) | 15.2cm×27.2cm×34.9cm(水容器持ち手・バスケット持ち手含まず) |
| 質量 | 3.2kg |
| 容量 | 4カップ(545ml) |
| 消費電力 | 770W |
| コース | リッチ・マイルド・ストロング、デカフェ豆コース |
| 保温 | マイコン保温(煮詰まり軽減保温・保温自動OFFあり) |
| そのほかの機能 | アイスコーヒーモード、ミル部シャワーオートクリーニング、着脱式水容器、スウィング式バスケット |
容量は最大4カップ(545ml)なので、ひとり暮らしから2〜3人程度の家庭で使うのにちょうどいいサイズです。一度に大人数分を淹れたい方には、少し物足りなく感じるかもしれません。
カラーは2色から選べます。ホワイトを選ぶ場合は、コーヒーの性質上、使っているうちに着色することがあると公式で案内されています。中性洗剤とやわらかいスポンジで日ごろから軽く洗っておくと、きれいな状態を保ちやすいそうですよ。
隔月で届くコーヒー豆と、セレクトする焙煎店の魅力
どんなに性能のいいコーヒーメーカーでも、味の土台になるのはやっぱり豆です。foodableのコーヒーコースでは、焙煎店がこだわって選んだコーヒー豆が隔月で届きます。ここでは、届く豆の種類や焙煎店の特徴、豆選びに迷ったときのサポート、届いた豆の楽しみ方までまとめてご紹介しますね。
シングルオリジン・ブレンド・デカフェから選べるラインナップ
お届けされる豆は、1回あたり約1,000円相当。毎回1〜2銘柄を自分で選べる仕組みになっています。「届いてみるまで何が来るかわからない」というおまかせ型ではないので、その時の気分や季節に合わせて選べるのがうれしいところです。
公式ページによると、ラインナップは大きく分けて次のような構成です。
- シングルオリジン:世界各地の個性豊かな産地の豆
- ブレンド:日本人好みに仕上げた飲みやすい豆
- デカフェ豆:カフェインを控えたいときの豆
シングルオリジンは、特定の国や地域、農園でとれた豆のこと。産地ごとの個性がはっきり出るので、「同じコーヒーなのに、こんなに味が違うんだ」という発見を楽しめます。一方のブレンドは、複数の豆を組み合わせてバランスよく仕上げたもの。毎日飲んでも飽きにくく、コーヒーにまだ慣れていない方にも選びやすいタイプです。
デカフェ豆がラインナップに入っているのも、NC-A58の「デカフェ豆コース」と組み合わせられるので心強いポイントですね。夜のコーヒーをあきらめていた方も、気軽に試せます。
具体的な銘柄名は、公式ページでは画像での紹介となっており、テキストでは確認できませんでした。取り扱い銘柄は時期によって入れ替わる可能性もあるため、最新のラインナップは公式の「コーヒー豆の詳細」ページで確認するのがおすすめです。また、一部の銘柄は有料オプションになっている点も覚えておきましょう。1回あたりのグラム数についても、公式ページのテキストからは確認できませんでした。
京都「キョーワズ珈琲」と群馬「HIRAKU COFFEE」
foodableのコーヒー豆をセレクトしているのは、個性の異なる2つの焙煎店です。
| 焙煎店 | 拠点 | 特徴 |
|---|---|---|
| キョーワズ珈琲 | 京都 | 京都で長く愛されてきた老舗焙煎店。創業以来、豆の品質と鮮度にこだわり、一杯ずつ丁寧に仕上げている |
| HIRAKU COFFEE | 群馬 | 自然豊かな町にある小さな焙煎所。焙煎士が厳選した豆で、毎日飲みたくなるやさしい味わいを追求している |
歴史ある老舗と、小さな焙煎所。規模も雰囲気もまったく違う2つのお店の豆を飲み比べられるのは、このコースならではの楽しみ方です。スーパーではなかなか出会えない、焙煎店のこだわりが詰まった豆を自宅で味わえるのは、ちょっとした贅沢ですよね。
好みがわからない方向けの「コーヒータイプ診断キット」
「豆を選べるのはうれしいけれど、そもそも自分がどんな味が好きなのかわからない…」という方もいると思います。そんなときに役立つのが、foodableが用意している「コーヒータイプ診断キット」です。
好みに合わせてコーヒーのタイプを診断できるキットで、foodableマルシェ(公式の通販ショップ)で購入できます。foodableを契約する前の方や、コーヒーメーカーを持っていない方でも利用できるので、申し込みを迷っている段階で試してみるのもひとつの方法です。自分の好みの傾向がわかっていれば、毎回の豆選びもぐっとスムーズになりますよ。キットの価格や内容の詳細は、購入ページで確認してみてください。
アイスコーヒーやカフェオレなど、届いた豆の楽しみ方
届いた豆は、ホットのブラックで飲むだけではもったいないかもしれません。foodableの公式ページでは、季節に合わせた飲み方も提案されています。
アイスコーヒーにするなら、濃いめに淹れて氷で冷やすのがコツ。氷が溶けても味が薄まりにくく、すっきりとした後味に仕上がります。NC-A58にはアイスコーヒーモードがあるので、濃いめの抽出も手軽です。
カフェオレにするなら、コクのある豆を少ししっかりめに淹れて、温めたミルクと1:1で合わせるのがおすすめとのこと。まろやかで満足感のある一杯になります。苦味とコクを引き出す「ストロングコース」を使えば、ミルクに負けない存在感のあるコーヒーに仕上がります。
せっかくの焙煎店の豆、なるべくおいしいうちに飲み切りたいですよね。一般的に、コーヒー豆は光・熱・湿気・空気に弱いといわれています。届いたら密閉できる容器や袋に入れ、直射日光の当たらない涼しい場所で保管すると、香りを保ちやすくなります。すぐに飲み切れない分は、小分けにして冷凍保存するのもひとつの方法です。
なお、foodableでは食材を割引価格で追加購入することもできると案内されています。気に入った豆が見つかったら、隔月のお届けを待たずに買い足せるのも便利ですね。
契約前に確認しておきたい費用と注意点
ここまで読んで「よさそう!」と感じた方も、申し込む前にお金まわりのルールはしっかり確認しておきたいところです。サブスクは毎月の負担が軽く見えるぶん、トータルでいくらかかるのか、途中でやめたらどうなるのかが見えにくいもの。この章では、公式に案内されている情報をもとに、費用の目安と注意点を整理していきます。
購入とサブスク、トータル費用の目安を比較
まずは「NC-A58を自分で買う場合」と「foodableで利用する場合」を、12か月間の費用で比べてみましょう。計算には、公式に案内されている金額を使っています。
| 項目 | 本体を購入する場合 | foodableで12か月利用(返却) | foodableで12か月利用後に買取 |
|---|---|---|---|
| 本体・月額料金 | 19,800円(公式通販参考価格) | 23,760円(1,980円×12か月) | 23,760円(1,980円×12か月) |
| 買取手数料 | ― | ― | 5,500円 |
| 支払い合計 | 19,800円 | 23,760円 | 29,260円 |
| 届くコーヒー豆 | 別途購入 | 約1,000円相当×6回=約6,000円相当 | 約1,000円相当×6回=約6,000円相当 |
| 12か月後の本体 | 手元に残る | 返却 | 手元に残る |
※コーヒー豆は隔月お届けのため、12か月で6回として計算しています。実際のお届け回数は契約開始月などによって変わる可能性があります。※推測です
数字だけを見ると、買取まで含めた支払い合計は29,260円。本体価格19,800円に豆約6,000円分を足した25,800円と比べると、foodableのほうが3,000円ちょっと高くなる計算です。なお、本体の販売価格は店舗によって異なるため、購入の場合の金額はあくまで公式通販の参考価格をもとにした目安です。
では、foodableを選ぶ意味はどこにあるのでしょうか。ポイントは初期費用の軽さと、試せる安心感です。いきなり2万円近くを払わなくても、月1,980円で全自動コーヒーメーカーのある暮らしを始められます。焙煎店の豆を毎回選んで飲み比べられるのも、自分で探すとなるとなかなか手間がかかる部分です。
もうひとつ見逃せないのが、故障時の対応。一般的に、家電を購入した場合のメーカー保証は1年間のことが多いですが、foodableでは契約期間中に取扱説明書どおりに使っていて故障した場合、メーカー保証で修理または新品に交換してもらえると案内されています。長く使うほど、この安心感は大きくなっていきます。
中途解約・返却時にかかる費用
最低ご利用期間は12か月です。公式のよくある質問によると、この期間中でも解約はできますが、次の点に注意が必要です。
- 最低ご利用期間中に解約すると、中途解約手数料がかかる
- レンタルしていたコーヒーメーカーは返却が必要
- 返却時の送料はお客様負担
中途解約手数料の金額は「コースによって異なる」とされており、公式のコースページ本文では具体的な金額を確認できませんでした。申し込み前に、公式サイトの「サービス利用条件」や利用規約で金額をチェックしておきましょう。返却時の梱包に備えて、届いたときの箱や緩衝材は捨てずに保管しておくと安心です。
最低利用期間終了後の継続割引と買取(手数料5,500円)
12か月の最低ご利用期間が終わったあとは、主に次の3つから選べます。
- そのまま継続する:割引価格で利用を続けられる。1か月ごとの更新で、割引は最大25%
- 買い取る:買取手数料5,500円(税込)で、使っていたコーヒーメーカーを自分のものにできる
- 解約して返却する
継続時の割引は「最大25%」と案内されています。仮に月額1,980円に25%の割引が適用されると、計算上は1,485円です。ただし、割引がいつから何%適用されるかといった詳細は公式ページでは確認できなかったため、利用規約で確認してください。※金額は計算上の目安です
買い取った場合は、食材だけを定期購入する「フードのみプラン」もお得な価格で選べるとされています。「本体は気に入ったから手元に置きたい、でも焙煎店の豆は引き続き届けてほしい」という方にはうれしい選択肢ですね。フードのみプランの具体的な料金は、公式ページでは確認できませんでした。
1年使ってみて「毎日使っている」と感じたら買取、「意外と使わなかった」と感じたら返却。こんなふうに、実際の使用頻度を見てから決められるのが、購入にはないサブスクならではのメリットです。
故障に備える「あんしんサポート」(月額200円)
foodableには、故障に備えるサポートも用意されています。公式ページの案内を整理すると、次のとおりです。
| 故障の種類 | 内容 |
|---|---|
| 自然故障 | 契約期間中に取扱説明書などに従って使用し故障した場合、メーカー保証で修理または新品に交換 |
| アクシデントによる故障 | 修理代金の7割をサポート(上限2回)。月額200円(税込) |
うっかり落としてしまった、水容器を割ってしまったといったアクシデントに備えたい方は、月額200円のサポートを検討してみるといいかもしれません。12か月加入すると合計2,400円です。ただし、加入できるのはfoodableの申し込み時のみ。あとから付けることはできないので、必要かどうかは申し込みの段階で決めておきましょう。
まとめ|foodableのコーヒー定期便が向いている人
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パナソニック公式のサブスク「foodable」の「コーヒーメーカーとコーヒー豆コース」について、サービスの仕組みから本体の機能、届く豆、費用や注意点まで見てきました。最後に、ポイントをあらためて整理しておきますね。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | 1,980円(税込・送料込) |
| 届く家電 | パナソニック 全自動コーヒーメーカー「NC-A58」(新品・2色から選択) |
| 本体の主な特徴 | 豆挽きからミル洗浄まで全自動、挽き分け×淹れ分けで6通りの味、デカフェ豆コース・ストロングコース搭載、横幅15.2cm |
| 届くコーヒー豆 | キョーワズ珈琲・HIRAKU COFFEEがセレクトした豆を隔月でお届け(1〜2銘柄を選択、約1,000円相当) |
| 最低ご利用期間 | 12か月(期間中の解約は中途解約手数料と返却が必要) |
| 期間終了後 | 割引価格で継続(最大25%割引)、買取(手数料5,500円)、解約・返却から選択 |
| 故障時のサポート | 自然故障はメーカー保証で修理・交換、アクシデントは月額200円のオプションで修理代金の7割をサポート |
「挽きたてのコーヒーを飲みたいけれど、手間はかけたくない」「いろいろな豆を試したいけれど、選び方がわからない」。おうちコーヒーにありがちなこの2つの悩みに、全自動コーヒーメーカーと焙煎店の豆のセットでこたえてくれるのが、このコースの大きな特徴です。
こんな人におすすめ/ほかの選択肢が合う人
とはいえ、どんなサービスにも向き・不向きがあります。ここまでの内容をふまえて、どんな方に合いやすいかをまとめてみました。
foodableのコーヒーコースが向いている人
- 全自動コーヒーメーカーが気になっているけれど、いきなり2万円近くを払うのはためらう方
- 本当に毎日使うかどうか、1年かけて試してから買うか決めたい方
- スーパーの豆ではなく、焙煎店のこだわりの豆をいろいろ飲み比べたい方
- 夜やカフェインを控えたい時期にも、デカフェでおいしいコーヒーを楽しみたい方
- キッチンが広くないので、コンパクトな全自動タイプを探している方
- 契約期間中の故障にも対応してもらえる安心感を重視したい方
ほかの選択肢も検討したほうがいい人
- すでにコーヒーメーカーを持っている方:家電なしで豆だけを定期購入できる、foodableの「世界のコーヒー豆コース」のほうが合っているかもしれません
- 使い続けることが確実で、トータル費用を最優先したい方:買取まで含めた12か月の支払い合計は29,260円です。豆を自分で選んで買うことに抵抗がなければ、本体を購入するほうが支払い総額は抑えやすくなります
- 一度にたくさん淹れたい方:NC-A58の容量は最大4カップ(545ml)です。来客が多いご家庭や大人数で飲む場合は、容量の大きい機種と比較してみてください
- 短期間だけ使いたい方:最低ご利用期間は12か月で、途中で解約すると中途解約手数料と返却送料がかかります
ひとつ判断のヒントをお伝えすると、「豆選びを楽しみたいかどうか」が大きな分かれ目になりそうです。コーヒーメーカーだけが目的なら購入でも十分ですが、焙煎店の豆との出会いまで含めて楽しみたいなら、このコースならではの価値を感じやすいはずです。
気になった方は、まずfoodable公式サイトのコースページで、最新の料金やキャンペーン情報を確認してみてください。キャンペーンの内容は時期によって変わるため、申し込みのタイミングによってはおトクに始められることもあります。申し込み前には、中途解約手数料などの条件を「サービス利用条件」で確認しておくと安心ですよ。
「自分の好みがまだよくわからない」という方は、契約前でも使えるコーヒータイプ診断キットから試してみるのもひとつの方法です。好みの傾向がわかれば、届く豆を選ぶ楽しみもぐっと広がります。
ボタンひとつで、挽きたての香りが部屋いっぱいに広がる朝。休日の午後に、焙煎店の豆を飲み比べるひととき。そんな毎日を、気軽に始めてみてはいかがでしょうか。

